「私ってかたづけが苦手なのよね…」そんなママ、必見です。
洗面台下は、実は「おかたづけの練習台」にもってこいな場所。
その理由は?整理収納コンサルタントの小堀さんに教えてもらいましょう。前編です。
使われているのは、手前だけ。
使いにくい「奥」や「上」はデッドスペースになりがち。
あなたのおうちの洗面台下収納も、「雑然としているのに、実はスカスカ」になっていませんか?
まずはココから!成功体験ゲット!
今まで「かたづけよう!」と張り切ってはみるものの、
「押入れを開けて、そのままそっと閉じる」
「散らかったリビングに向かうも、ごく一部をキレイにしただけで子どものお迎え時間、結局時間切れ…」などと、
おかたづけが完了しないままに断念してきた経験、あるのではないでしょうか。
そんなママにうってつけのおかたづけ場所があります。
ズバリ、「洗面台の下」です。
なぜ洗面台下が、おかたづけの練習台にもってこいなのか。
その理由は次の通りです。
1)みんなで使う場所だけど、置いているものはシンプル。
たとえばリビングだと、子どもやパパの本や文房具などを置いている家庭も多いですし、小さい子がいればオムツや着替えも入ってきます。
ママの判断でおかたづけをすると、「アレどこにしまったの?」と家族が困ることも考えられます。
でも、「洗面台下」だとどの家庭も置いているものはせいぜいシャンプー・コンディショナーや、歯磨きグッズ、洗剤に化粧品くらい。
誰が何を使っているのかもわかりやすいですし、捨てるべきかどうかもママだけでだいたい判断できます。
2)限定された場所なので、1時間くらいでおかたづけが終わる。
毎日忙しいママ。長時間をおかたづけに費やすことは困難です。
さあどうしようか、とうかうかしているうちに時間切れ。でも、洗面台下なら、かかってもせいぜい1時間ほど。
だから、「子どもがお昼寝している間」などがチャンス!
短時間でスッキリおかたづけを完了させる「成功体験」をゲットして、おかたづけに自信をつけましょう。
では、ありがちなNG例から、さっそくおかたづけのレッスンスタート。
ありがちNG!手前に洗剤が横並び…!
一見、キレイに整った洗面台下収納に見えますね。
手前には、よく使う洗剤が整然と横に並べて収納されています。
ところが、背の高い洗剤によって見えにくくなった「奥」は、デッドスペースになりがちなのです。
奥側には、ご挨拶でもらった手ぬぐいがついつい山積みになっていたりすることも。
長い間置かれた手ぬぐいの「のし」、湿ってしっとりしちゃうんですよね…。
コレでOK!カゴを使って、奥行きを生かす!
そこで、役に立つのが、100円ショップのカゴ。
縦に長いカゴは、引き出し代わりに使えます。
カゴに洗剤などを縦に並べて収納すれば、洗面台下の奥行きを生かすことができて、デッドスペースが生まれない、というわけ。
しかも、カゴだと中身が減ってくれば一目瞭然。
「お風呂用洗剤のストックがなくなってたな…」と印象にも残りやすいので、買い物の際に買い逃すことも減ります。
また、カゴの代わりに、書類整理用の「ファイルボックス」を使うこともできます。
こちらも100円ショップで手に入りますね。ファイルボックスだと、内容の把握はしづらくなりますが、その分見た目はすっきり。
好みで使い分けてみてくださいね。
後編は、洗面台下で!?「つっぱり棒」活用アイデア!
・1時間あれば終わっちゃう♪洗面台下は、おかたづけの練習台!【おかたづけ日和】後編(※14日公開予定です)