子育て 暮らし

介護と育児と家事が一度に降りかかる!なぜ経験者ママは「ダブルケア」を選んだのか【月刊ママNEWS】前編

クルールの編集をしている高川です。11歳と6歳の息子の母でもあります。「月刊ママNEWS」では、ママが知りたい・知っておきたいことを、ママのアンケート結果も取り混ぜて、わかりやすく取り上げていきます。

 

今回のテーマは「ダブルケア」。その名の通り、“ダブルでケア”が必要な状態のことで、主に子育てと介護が同時進行で起こることを言います。

晩婚化から出産年齢の高齢化が進んだことから、子育て真っ盛りの世代が同時に親の介護に直面する事態が増えると予想されています。ダブルケアは、子育てママのすぐそばにある問題です。

 

そこで、クルール編集室では、保育園や幼稚園に通う子どものママを中心としたクルール会員(栃木・茨城・群馬・埼玉在住)を対象に、ウェブ上でアンケートを実施しました。調査期間は11/22~11/26、回答数は108名でした。なお、コメントを紹介した方のお名前はすべて仮名です。

「ママ友にはいない」!?なかなか見えにくいダブルケア

 

現在ダブルケア中のママは6%、「今はしていないが過去に経験した」ママも6%。

合わせて12%のママがダブルケア経験者ではあるものの、多数派とはいえない分、「周りでは聞いたことがない」「自分のママ友にはいない」というママも多いことでしょう。

当事者にならなければ、なかなかその問題に気づきにくい要因でもあります。

では、ダブルケアとは実際にはどんな状態なのか。アンケートに寄せられた体験談をご紹介します。

幼い子ども3人を育てながら、母の介護

「母の看病をするため、仕事を休み、実家に帰りました。

4歳・2歳・0歳の3人の子どもも一緒に連れて帰り、母の介護+育児を経験。最期にかわいい孫たちと一緒の時間を過ごせることが親孝行と思いましたが、正直辛い日々でした。

毎日が介護と育児と家事に追われ、何もかもが空回りして、愚痴をこぼす暇もなく

私自身も『これでいいのかな?母は幸せなのかな?子どもも幸せなのかな?』と悩むこともありました」

(茨城県・初美ママ)

 

「一人暮らしの母が認知症と診断。

自宅は実家から1時間の距離だったので、最初は介護に通っていましたが、だんだん難しくなり近くに引っ越し。

小学生と幼稚園の3人の子どもは小さいながらも理解してくれましたが、色々我慢もさせたと思います。

精神的に辛くて子どもたちにあたってしまったこともあります」

(埼玉県・さつきママ)

 

どちらも3人の幼いお子さんがいて、実母を介護したケース。コメントからは、子育てと介護の重い負担から、ママ自身が精神的に追い詰められてしまった様子が伺えます。

 

「父が肺がんの末期で、一人っ子の私のところに来てもらいました。

4歳と2歳の子どもがいて、子育て支援施設などいろんなところへお出かけするのが楽しくなってきていたところで、朝昼夜とちょうどいい時間に父に食事を提供するのが難しかったです。

出来る限りのことはしたつもりですが、やはり子どものことが優先になってしまいました」

(栃木県・由紀ママ)

 

「義母が認知症で介護施設におり、娘は6歳。

施設に行き、義母のお世話をしていると、娘が赤ちゃん返りをしてしまい、そのフォローが大変でした」

(群馬県・晶子ママ)

 

親と子どものどちらも大切にしたいと思いながら、実際には介護と子育てのバランスに苦慮している実情もあるようです。

 

「ダブルケア」という言葉を知っているママは4割に満たない

言葉としてはどの程度知られているのでしょうか。

アンケート結果によると、「知っていた」というママは38%に留まりました。

 

中にはダブルケア経験者であるにも関わらず、その名前は知らなかった、というママも。報道などで耳にする機会も多くなっているとはいえ、まだまだ注目は少ないようです。

後編では、まだダブルケアに直面していないママへのアドバイスを紹介します。(1/16更新予定)。

高川朋子

クルール編集。小5と6歳の男の子2人のママ。二男の出産を挟んで、夫が5年間中国に単身赴任した経験があります。

高川朋子のTwitter
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