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会議をうやむやに終わらせない!誰でも使える「ファシリテーション」のスキル【わが家の働き方改革・前編】

「話が進まなかった」を防ぐには

仕事はもちろん、保護者会やPTAなど、子育てに会議はつきもの。ときには、役員やリーダーとして会議の舵を取り、意見をまとめて、参加者が納得のいく結論を出さなければいけない場合もあります。そこで必要となるのが、進行役として話し合いをスムーズに進める「ファシリテーション」のスキル。その簡単なコツをお伝えします!

会議の基本は、時間内に結論を出すことです。話すうちに「そういえば…」と話がそれてしまい、終わる頃に「今日の議題は何だったっけ?」とならないよう、参加者全員に「今日決めるべきこと」をしっかりと認識してもらうことが重要。みんなが見られるホワイトボードや大きな紙に、今日の議題を書いておきましょう。

そのうえで、会議の始めに「他にも話したいことはありますか?」と参加者にも確認し、あれば最初から議題に含めておきます。そうすれば、残り5分というときに「これも…」と追加され、タイムオーバーするのを防ぐことができます。参加者にはそれぞれ子どものお迎えなど予定がありますから、会議の時間は厳守しましょう。

また、進行役が一人で全部をやるのは大変。進行役、ホワイトボードに書く人、タイムマネージャーなど役割を分担しましょう。会議終了後、次回の割り振りを決めておくとスムーズです。

後編の「議論を活発にするための 3つのポイント 」は6月14日(金)公開予定です。

堀江 咲智子さん

株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント。株式会社ノーリツにて商品企画・開発・販売を経験。女性活躍推進プロジェクトも務め、プロジェクトにやりがいを感じたことから2012年より現職。4歳の男の子のママ。

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