いばらき おでかけ

【つくば市・地図と測量の科学館】未就学児でもOK! 地図と測量が学べる施設(ママライターイチ押し)

国土地理院「地図と測量の科学館」って?

つくば市にある「地図と測量の科学館」は、地図や測量に関する歴史、原理や仕組み、新しい技術などを総合的に学べる施設。

以前、友人が親子で行って楽しめたと聞き、5歳の息子、2歳の娘といっしょにさっそく行ってきました!

日本列島を空中散歩!

館内に足を踏み入れると、まず目に飛び込むのが「日本列島空中散歩マップ」。専用のメガネをかけて地図を見ると、山や海溝が凸凹に見えるんです。

「うわぁ~お母さん! 山があるっ!」

と5歳の息子は地図の上をぴょんぴょん跳ねて、立体になった山脈を飛び越えて大はしゃぎでした。

他にも、地図に親しめる工夫がいっぱい。未就学児でも楽しめるなと思ったのが、ママたちには懐かしい!?地図記号あてクイズ。他にも地図記号マグネットで顔をつくって遊べちゃうコーナーもあります。

測量を知る第一歩として…

昔は自分の身体を、長さの単位にしていたそう

2階は地球儀や測量に関する展示が並びます。残念ながら、5歳児には測量の話は難しかったようですが、GPS衛星についてカーナビの話を絡めて説明すると理解していたよう。さすが現代っ子です(笑)。

四分儀、象限儀と呼ばれるもの。説明を読んだものの、む、難しい…!

こちらは四分儀。北極星の位置をもとに、自分のいる位置を知ることができます。息子はこれが一番楽しかったみたい。

気分を変えてお外に! 屋外展示も充実

ここで、気になっていた「日本列島球体模型」がある、「地球ひろば」へ。「日本列島球体模型」は、“登れる地球儀”。ここを歩くと、高度約300kmの人工衛星から日本列島を見るのと同じ景色がみられます。

これが上空300kmから見下ろした、大阪府のあたり。

日本最西端の与那国島から沖縄までを歩いてみると、「こんなに離れているんだ!」とびっくり。子どもたちも、地球の丸さを実感でき、大興奮でした。地図ではわからない経験ができて、子どもだけでなく大人にもオススメです。

1960年から23年もの間、日本列島の航空写真を撮っていた初代「くにかぜ」。

また、近くには飛行機も! これは「くにかぜ」という、測量用の飛行機。測量の日や夏休みなどには、内部を見学することもできます。直近では、2018年4月17日(火)、19日(木)に予定しています。詳しくはHPでチェックしてくださいね。

科学館から、地域のママへのメッセージ

「地図と測量の科学館は、私たちの生活にかかせない地図や測量の役割を、誰もが楽しみながら体感できます。小さいお子さん連れでも安心して遊べますし、広い館内でエレベーターもあるので、ベビーカーでも大丈夫。入場も無料です。皆様のお越しをお待ちしております」

帰りの車では、息子がカーナビを覗き込みながら「あ、神社! あ、学校!」と地図記号に敏感になっていました。しばらく地理ブームが続きそうです。

国土交通省 国土地理院 地図と測量の科学館


住所:〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
電話:029-864-1872
営業時間:午前9時30分から午後4時30分
入場料・利用料:無料
定休日:毎週月曜日(祝日の時は順次翌日)、年末年始(12月28日から1月3日)
HP:http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/
駐車場:有
設備(該当するもの) :オムツ交換台/禁煙 /ベビーカー入店/キッズスペース/キッズメニュー

日菜ママ

5歳の男の子と2歳の女の子の母。都会での広告営業、出版業を経て、茨城の専業主婦に。自分の経験より、県外から嫁いで孤独なママたちに茨城を好きになって楽しんでもらいたいなという思いが強くあり、ママライターに。現在は子どもが寝た後に在宅で、都会の人からもらった仕事を細々とこなしている。

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