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ゴールは、自分の中にある。【となりのSDGs】

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、国連で採択された、世界共通の目標です。

産業と技術革新には、基盤が不可欠

世界の開発途上地域に住む人のうち、約26億人が安定的な電力供給を受けていません。また、全世界では、水資源にアクセスできない人々も約8億人に上っています。
参考:国際連合広報センター「持続可能な開発目標ファクトシート」
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/15775/

日本でも災害に強いインフラが必要

一方で、電気、水道などしっかりとした基盤のある日本ですが、地震や水害など自然災害が多発する国でもあります。もし災害が起こっても、いち早く復旧できる強靭な基盤が求められています。

課題は、自分の中にある。 クルール読者アンケート

「冷蔵庫の食材」の心配が最多

アンケート時期が残暑の激しい頃だったこともあり、「冷蔵庫の食材が、傷んだり溶けたりする(89.6%)」「暖房・冷房が使えない(81.4%)」の選択肢は、8割以上の読者に選ばれました。

 

「飲み水」を押さえて「トイレ」がトップ

断水の心配として「飲み水がない(72.9%)」よりも「トイレが使えない(87.1%)」が最上位であり、「災害で困るのはまずトイレ」との認識が広まってきていることがわかります。

※全国のクルール読者280名が回答、インターネットによる調査(2024年9/18~10/3)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入。

「水100L以上常備」「簡易トイレと 凝固剤も購入」読者アンケートより

  • 新潟中越地震、東日本大震災で、停電、断水、避難所生活を経験しており、水をもらうのに半日以上並んだ。情報が入らないので、いろいろな噂話が流れてくる。延々と死体置き場のラジオ放送が流れていて、何も考えられなくなっていた。今は停電対策として太陽光発電、蓄電池を準備。水は100L以上は常備している。
  • 停電に備えて蓄電池を設置しています。飲み水も家族3人で2Lペットボトル36本常備しています。トイレ凝固剤も常備しています。
  • マンションの10階に住んでいるのですが、台風でマンション単体が停電してしまい、トイレに行くにも近隣のお店を借りなければならず…。エレベーターが動かないので、トイレに行きたくなったら10階登り降りするため、泣きたくなりました。その後、大容量の災害用トイレをすぐに購入しました。子どもがまだおむつの時期だったのが不幸中の幸いかもしれません。
  • 簡易トイレと凝固剤だけでなく、トイレ用の一人テントも買い揃えました。暗めな色じゃなくオレンジにしました。災害が起きてからだと通販サイトは値段も上がるし納品にも時間がかかるので、ポイントがたくさんつくときなどに少しずつ買い揃えています。
  • 阪神淡路大震災のとき神戸にいました。断水で長くお風呂に入れず、赤ちゃんだった妹は、汗疹で脇が切れてしまいました。その経験を踏まえて、飲み水の確保のほかに、体を拭くためのシートも備蓄しています。
  • 実際に停電を経験しました。赤ちゃんと一緒に生活しているので、とてもぐずってしまいました。明かりになるような道具がある程度必要だなと思いました。
  • 古いスマホを捨てずに充電していて、停電の際にライトとして使えるようにしている。
  • 北海道に住んでいたときに胆振地震でブラックアウトを経験しました。復旧の速度が住んでいる地域によってさまざまで、特に市役所や学校付近の地域は復旧が早かったので、そういった地域の避難地域に指定されている場所の付近に住むことも重要だと思いました。
  • 突然来る停電。長時間の停電は経験ないので、冷凍庫の中の物が傷むようなことはありませんでした。困ったのが携帯の充電です。もう少しでなくなるから充電しないとなあ、と思っていた矢先の停電だったため、残マークがついている携帯を目の当たりにしてヒヤヒヤしました。幸いにも停電はすぐ終わったので事なきを得ましたが、予備バッテリーをいつでも使えるようにしておくことの必要性を体験から学びました。
  • アルファ米だとか5年持つパンだとかの情報は入手してるが、いまだ何も準備していない現状がヤバい。目と鼻の先にスーパーや薬局があるので、もしもの時は駆け込めば何とかなるさと思っている自分がいる。

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