絵本に出てくる、おいしそうな料理。
絵本を読んでたら、食べたくなっちゃった、あの料理。
親子で絵本を読んだら、さらにものがたりの世界に飛びこんでみませんか?
今回ご紹介する絵本は「おおきなかぶ」。絵本にちなんで、かぶのふりかけをつくりましたよ。
本日の絵本「おおきなかぶ」
A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画
おじいさんが植えたかぶは、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんはかぶを抜こうとしますが、抜けません。おばあさんを呼んでも、孫を呼んでも抜けなくて…。力強いロシアの昔話の絵本です。
うんとこしょ! どっこいしょ!
「まだ抜けない! 次は抜けるかなぁ?」と、物語の中で助っ人が呼ばれるたびに、息子は大はしゃぎ。
よっぽどお話がおもしろかったのか、読み終わった後には「うんとこしょ、どっこいしょ♪」と歌いながら私を引っ張ります。
でも、抜けないことがわかると、妹を連れてきて、一緒に「うんとこしょ! どっこいしょ!」
おおきなかぶごっこは、しばらく我が家のブームになりそう(笑)。
カブの葉のふりかけ
材料
- ゴマ油……少々
- ニンジン……20g
- 油揚げ(油抜きをする)……1/2枚
- カブの葉……約150g(※だいたいカブ3個分)
- シラス……15g
- 白ゴマ……大さじ1/2
- 酒……大さじ1/2
- 醤油……大さじ1/2
- みりん……大さじ1/2
つくり方
1. ニンジン・油揚げをそれぞれみじん切りにする。
2. カブの葉はさっと茹でて細かく刻み、水気を絞る。
3. フライパンにゴマ油を熱し、①を炒める。
4. 全体に油がまわったら②を加え、水分を飛ばすように炒める。
5. 調味料を加えて水分がなくなるまで炒めたら、シラスと白ゴマを加え、全体をさっと混ぜ合わせて完成。
ポイント
*シラスを加えることで、よりカルシウム豊富なふりかけに♪きのこ類を刻んで加えるなどのアレンジもぜひ試してみてくださいね。
豆知識
*実は栄養価が高いのは、葉の方。たとえば、根と葉の両方に含まれるビタミンCは、葉は根の約4倍も含んでいます(可食部100gあたり)。ほかにも、βカロテンやカルシウムも豊富。
*カブを買ってきたら、まずは葉と根(実)を切り離すのがおすすめ。葉がついたままだと、根の部分の水分が葉へ行ってしまうため、水分が抜けやすくなってしまいます。