絵本に出てくる、おいしそうな料理。
絵本を読んでたら、食べたくなっちゃった、あの料理。
親子で絵本を読んだら、さらにものがたりの世界に飛びこんでみませんか?
今回ご紹介する絵本は「おいもさんがね」。
栄養士・食育料理研究家の石橋玲子さんとお子さんたちが
さつまいもあんのどら焼きをつくりましたよ。とっても、おいしそうです!
本日の絵本「おいもさんがね」
とよた かずひこ さく・え
発行:童心社
おいもさんたち、じめんから顔をだしました。つるを力いっぱいひっぱったら…「すっぽーん!」ごろごろ坂をころがって、水におちてしまいました。「ひゃ~つめたい」そこへ“ぽっぽっぽっ”とやってきたのは……?
子どもたちは大笑い!
「あ!おいもさんが自分から出てきてる、おもしろ~い!」と、最初のページから子どもたちは大笑い。おいもさんがブルブル震えるシーンでは、娘が体をよじって笑っていたほど。
読み終わったら、「もう一回!」の大合唱でした。
今回は定番の焼き芋やスイートポテトではなく、さつまいもを使ってどらやきをつくってみます。
どら焼き、家でもつくれるんですよ。ぜひ、つくってみてくださいね。
さつまいものどら焼き
材料(直径約7cm、8個分)
<生地>
- 卵……2個
(A)
- 砂糖……60g
- はちみつ……20g
- みりん……大さじ1
– – –
- ベーキングパウダー……小さじ2/3
- 薄力粉……90g
- サラダ油……適量
<さつまいもあん>
- さつまいも……200g
- リンゴジュース……50cc
- ハチミツ……小さじ1~
- リンゴ……1/2個
- リンゴジュース……大さじ2
つくり方
1.リンゴは芯と皮を除いて1cm角に切り、リンゴジュース(大さじ2)を加えて柔らかくなるまで煮る。
2.さつまいもは厚く皮をむき、水にさらして灰汁を抜く。鍋にさつまいもがひたひたになるまで水を入れ、柔らかくなるまで煮る。柔らかくなったら湯を捨て、潰す。
3.潰したさつまいもに、リンゴジュースとハチミツを加えてよく混ぜ、1を加え混ぜる。さつまいもあんの完成。
4.生地をつくる。卵にAを加えてよく混ぜる。ベーキングパウダー・薄力粉をふるい入れ、よく混ぜたら15分ほど生地を休ませる。
5.フライパンに薄く油をひき、生地を大さじ1杯ずつ流し入れ、ホットケーキの要領で両面を焼く。
6.焼き上がった生地は乾燥しないように冷まし、2枚の生地で8等分した③のあんを挟む。
※ハチミツを使用しているので、1歳未満の赤ちゃんにはNGなレシピになります。仕上がりは違ってきますが、ハチミツを砂糖に置き換えることは可能です。その際、砂糖はハチミツの1.3倍の分量でつくってください。
ポイント
*リンゴジュースを加えることで、よりしっとりとした仕上がりになり、生地とのなじみもよくなります。
*通常どら焼きは、水で溶いた重曹(食用)を加えてつくります。今回は重曹より身近であろうベーキングパウダーでつくってみました。重曹でつくる場合は、重曹小さじ1/3・水小さじ1でできます。
*ちなみに、出来立てよりも、1日置いた方がしっとりなじんでおいしかったです♪