家族みんなが大好きなカレーライス。
でも、「子どもは甘口が好き」「大人は辛くないと」とママの頭を悩ますメニューでもあります。
そこで登場!クルール特製「まほうのカレーオイル」。甘口カレーにかければ、たちまち大人味のできあがり♪
クルールママに聞きました!カレーライスの「お悩み」、教えて!
●パパは香辛料の効いた辛いカレーが食べたいので、子どものと一緒につくれず二度手間…何かいい方法ありますか?(とらちゃんママ)
●親はちょっと辛めがいいので市販の中辛ルーを使い、子ども用にはルーを入れる前に取り分けて甘口ルーか、蜂蜜を入れています。
なのに、シール入りの○○レンジャーカレーしか食べたがらない!(こうママ)
●カレーをつくる時は、子どもに合わせて甘口。パパは辛いのが大好きなのに、好みのカレーにはしてあげられない…。本当は家族みんなでおいしく食べたいけど、どうしても子どもメインになってしまう。(かいmam)
カレーライス、「おすすめのつくり方」は?
●最後に牛乳を少し入れると、まろやかになり子どもが食べやすくなる。辛くて子どもが食べられないときは、チョコレートを入れることも。(ピンちゃん)
●ご飯をドーナツ状にし中にルーを入れると、ドーナツみたいと言って子どもが喜びます。あとご飯をハートやウサギの形にしたりも。(はるあさかん)
●カレーのルーを2種類以上混ぜると、よりおいしくなります!(理恵ママ)
●肉じゃが→カレー→カレーうどん→カレードリアにリメイクします。(ぴゅか)
子ども用カレーが“コク辛大人味”に!「魔法のカレーオイル」の使い方
いつものようにつくった「子ども用甘口カレー」に、「魔法のカレーオイル」をスプーンで1杯ずつ加えて、混ぜてみて!
味見をしながら、お好みの辛さになるまで少しずつ加えてね。
ビックリするくらい、香ばしくてスパイシーなカレーになりますよ♪
いつも通りの、甘口子ども用 基本のカレー
【材料】8皿分
*カレールー(甘口)…1箱分(140g)
*肉…300g
*玉ねぎ…中2個(400g)
*じゃがいも…中2個(300g)
*にんじん…中1本(200g)
*サラダ油…大さじ2
*水…1000ml
【つくり方】
❶厚手の鍋にサラダ油を熱し、一口大に切った具材を炒める。
目安は、玉ねぎがしんなりするまで。
❷水を加えて中火にかける。沸騰したらあくを取り、弱火~中火の火加減で材料が柔らかくなるまで煮込む。沸騰後15分が目安。
❸火を止めてルウを割入れて溶かす。
❹再び弱火にかけ、10分程度とろみがつくまで煮込む。
クルール特製!魔法のカレーオイル
【材料】
*サラダ油…100ml
*カレー粉…大さじ2
*にんにく(みじん切り)…2かけ
*唐辛子…1本
【つくり方】
1.
すべての材料を小鍋に入れ、混ぜながら
焦げないように中火で3分間加熱する。
2.
きれいな消毒済みの瓶に入れる。
3.
常温で保存し、10日間くらいで食べきってね。
「魔法のカレーオイル」のアレンジで!カレーオイルdeタンドリーチキン
【材料】4人分
*手羽元…8本
A
◯魔法のカレーオイル…大さじ1
◯ヨーグルト…大さじ3
◯トマトケチャップ…大さじ1
◯塩…小さじ1弱
【つくり方】
❶手羽元は、ところどころフォークを刺し、味がしみ込むようにする。
❷ジッパー付きの袋にAを入れてよく混ぜる。❶の手羽元を入れてもみ、2時間以上漬ける。
❸200℃のオーブンで15~20分焼く。
もっと甘いのが好きなキッズに!バナナペースト
【材料】4人分
*バナナ…1本
【つくり方】
❶バナナをなめらかになるまでつぶす。
※ハンディプロセッサーを使うとよりなめらかになる。
*「基本のカレー」に混ぜて食べてね♪
「魔法のカレーオイル」のアレンジで!カレートースト
【材料】4人分
*フランスパン…4切れ
*まほうのカレーオイル…小さじ4
*スライスチーズ(溶けるタイプ)…4枚
【つくり方】
❶2cmの厚さにスライスしたフランスパンに、カレーオイルを塗る。
❷スライスチーズをのせてトースターなどで焼く。
「魔法のカレーオイル」のアレンジで!カレー風味のマリネ
【材料】4人分
*むきえび…10尾
*パプリカ(赤・黄)…各1/2個
*ズッキーニ…1本
*ナス…2本
A
◯まほうのカレーオイル…大さじ1
◯リンゴ酢…大さじ2
◯砂糖…小さじ1
◯塩…小さじ1/4
【つくり方】
❶むきえびは、背わたとはらわたを取りのぞき、茹でる。Aをボウルなどで混ぜ合わせる。
❷パプリカは一口大に、ズッキーニ・ナスは1cm弱の輪切りにする。ナスは水に浸し、あく抜きをする。
❸❷の野菜を素揚げにし、❶のマリネ液に30分間漬け込む。
クッキングの基本をマスターしちゃおう♪キッズトライ!
今回のテーマは「切る」
お肉を切ったり、野菜を切ったり。切り方にはいろんな種類と名前があるよ。
包丁を使う時は、押さえる方の「ねこの手」を忘れずに!包丁がまだ難しい小さい子も、調理ばさみならチャレンジできるかも。
さあ、レッツトライ!
はさみで切る
柔らかくて切りにくいお肉は、調理ばさみの方が切りやすいことも。
しっかり挟んで、力を入れて切ってみよう。
普通の調理ばさみは大きくて、子どもには使いにくいので、子ども用がおすすめ。
いちょう切り
にんじんは固いので、ママが縦半分に切ってあげてから子どもへ!
固くてなかなか切れない時や、短くて切りにくい時には、包丁の背の部分を手のひらでしっかり上から押して切ってみよう。
乱切り
比較的切りやすいじゃがいも。小さなものは転がりやすいので、しっかりと押さえて。
皮をむくときは、まな板などにキッチンペーパーを敷いてからじゃがいもを置き、ピーラーで中心からむき始めよう。
串切り
玉ねぎを半分に切り、切り口を下にして1/2に切る。
そのまま斜めに包丁を入れると串切りになるよ。
斜めに包丁を入れることが難しい時は、切り口を上にしてしっかり押さえ、半分に包丁を入れるといいよ。
(この記事は、クルール2014年8月号掲載「特集」を加筆・修正したものです)