幸せは、すぐそこにあるのかも。そんな発見のある絵本を、紹介します。
今日という日に、 爽やかな風が吹いてくる!
ねえねえ、聞いて、木っていいねえ……。『木はいいなあ』が教えてくれるのは、きっと誰もが感じたことのある木の心地良さ。素直でおおらかなことばや絵に、心も体もすーっと軽くなります。
こんなふうに、すぐそこにあるものの素晴らしさを発見できたら、何でも「いいなあ」と思えそう!
子どものように日々成長し、親のような包容力のある木は、多くのことを語りかけてくれます。親子で、たくさんのいいものを見つけてくださいね。
本日の絵本「木はいいなあ」
作/ユードリイ、絵/シーモント、訳/西園寺祥子、発行/偕成社
木登りに落ち葉、木陰で広げるお弁当と、子どもが大好きな木についてのんびりと語り合うような絵本。読んだ後には木を見る目が変わります。
おすすめを、もうにさつ
『おおきなきがほしい』
文/佐藤さとる、絵/村上勉、発行/偕成社
木の上の小屋で、ホットケーキを焼いたり動物たちと遊んだり。みんなの夢がつまっています。小屋も窓からの景色も、何度見ても飽きません。
『木のうた』
作/イエラ・マリ、発行/ほるぷ出版
1本の大木と生きものたちの1年の移り変わりを表現した文字なし絵本。洗練された美しいグラフィックが、小さな子どもたちの心に響きます。