クローゼットに溢れる洋服。整理しなければ…と思うものの、どこから手をつけていいかわからない…。「そんな時は、まずハンガーを見直して!」と整理収納コンサルタントの小堀さんは語ります。どうしてハンガー?そんなにハンガーって大切なの?
ハンガー収納なら、子どもも自分でできる
「服の整理収納」というと、「小さくたたんで引き出しにしまわないと」と思い込んでいませんか?
そんなことはありません!
洗濯した服をキレイにたたんでしまうのは時間がかかるため、「今は時間がないから後にしよう…」と億劫になって後回しにしてしまう原因にも。その点、「ハンガーに吊るして収納」なら、家事の時短になります。
習い事に勉強に忙しい小学生でもできるので、我が家では洗濯が終わった服をしまうのは、各自の役目。子どもたちも自分でハンガーにかけて、それぞれのクローゼットへしまいます。時間がかからないから、家事のお手伝いも苦になりません。
型崩れが心配なら、肩回りの厚みがしっかりしたハンガーを選びましょう。
ありがちNG例!クリーニングでもらった角が尖ったハンガーで型崩れ…!
こんなハンガー、クリーニングでよくもらいますよね?でも、角が尖ったハンガーは、ニットなどの伸びる素材では型崩れの原因に。潔く捨てましょう!
とはいえ、全部捨ててしまうのは忍びない…。そんな場合は、こんなクッション素材がついたハンガーなら、ひとまず安心です。同じクリーニングでもらったハンガーでも、肩の部分にクッション素材がついていて肩幅も広すぎないものなら、洋服を傷めません。もし手元に残すなら、こちら。
ビフォーアフター!実際にクローゼットのハンガーを見直してみました!
ハンガーにハンガーをかけていたり、服のかかったハンガーにストールが巻き付いていたり…これでは、着たい服もなかなか見つかりませんね。
実は、こんなぐちゃぐちゃクローゼットの原因はハンガーにあるんです。
そこで…
ストールは専用ハンガーにかけ、服用ハンガーは同じデザインで統一。「1ハンガー1着」の基本を守ったら、クローゼットがすっきりしました♪
ハンガーのルールを決めれば、服選びはもっと楽しくなりますよ!