「不慮の事故」は子どもの死亡原因の上位となっています。
子どもは好奇心のカタマリで、動きも活発なので、さまざまなケースの事故が起こりがちです。
正しい知識を身につけて子どもたちを守りましょう!
月齢・年齢別で見る「起こりやすい事故」と「主な原因と対策」
子どもの発育の中で、「いつ頃どんな事故が起こりやすいか」を知っておくことは、事故予防の第一歩です!
新生児
周囲の不注意によるもの
◯誤って上から物を落とす
◯上の子が抱き上げてケガをさせたり、物を食べさせたりする窒息
◯まくらや柔らかい布団
1~6ヵ月
転落
◯ベッドやソファーなどから落ちる
対策
ベビーベッドから離れる時は柵を上げる!
やけど
◯大人が子どもを抱いたまま熱い飲料をこぼす
7~12ヵ月
転落・転倒・はさむ
◯扉、階段、ベッド、バギー、椅子
やけど
◯アイロン・魔法瓶やポットのお湯、炊飯器やスチーム加湿器の蒸気
溺水
◯浴槽・洗濯機に落ちる
対策
残し湯をしない!
誤飲・中毒
◯たばこ、医薬品、化粧品、洗剤、コインなど
窒息
◯お菓子などの食品がのどにつまる
車中のケガ
◯座席から転落
対策
チャイルドシートで防止!
1~4歳
誤飲・中毒
◯行動範囲が広がり、あらゆるものが原因になる
窒息
◯お菓子などの食品がのどにつまる
転落・転倒
◯階段・ベランダ
対策
踏台になるものを置かない!
やけど
◯熱い鍋に触れる、テーブルクロスを引いて湯をこぼす
対策
テーブルクロスは使用しない!
溺水
◯浴槽に落ちる、水あそび
交通事故
◯飛び出し事故
対策
手をつないで歩く
火あそびによる死傷
◯ライター、マッチなどによる火あそび
対策
子どもの手の届くところにライターなどを置かない!