

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、国連で採択された、 世界共通の目標です。
「女性だから家事・育児を多く担う」は不平等
ジェンダーとは、生物学的な性別に対し、社会的・文化的につくられる性別や役割、意識のこと。目標5には「世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する」も含まれます。
共働きでも、妻が夫の3倍以上家事をする日本
日本の「6歳未満の子どもを持つ共働き世帯」において、家事・育児に費やす時間(1日あたり)は、夫は「1時間55分」、妻は「6時間33分」。共働きでも、妻の方が3倍以上の時間を家事・育児に費やしています。
<参考>総務省「社会生活基本調査」(2021年)
課題は、自分の中にある。 クルール読者アンケート

親族や職場の言動にモヤモヤ
- 実家の土地を女である私には譲れないと親に言われた。兄弟はその土地に注文住宅で住んでいる。ウチは建売。夫は料理をしないで出てくるまでひたすら待っている。その姿が滑稽なので息子には料理を教えている。(妻:夫=90:10)
- 母親だから子育てしっかりしないと、と親やおじいちゃんおばあちゃんに言われる。旦那は家事してたら褒められるけど、私がすることには何も褒められない。(妻:夫=90:10)
- 義両親から、子どもの教育は母親の仕事だと言われたことがある。私も主人もフルタイムで共働き。家事も育児もほぼ私がやっているのに、そんな理解もなく言われたことに腹が立った。父親も同じ親なのだから、家事育児は母親だけの責任ではないと思う。(妻:夫=90:10)
- 「女性は優遇されているから貴方は昇進できたんだ」と男性の同僚から僻みを言われた。自分では実力だと思っているのに…。(妻:夫=30:70)
「育児は母親」「女の子は〇〇」社会の固定観念を感じる
- 子どもが発熱した際、夫に仕事を休んでもらったら、夫が上司から「妻や祖父母に看てもらえ」と言われていた。(妻:夫=50:50)
- 結婚式に参列した際、夫(父親)は普通の料理が出てきていたが、私(母親)はカットされたお肉や魚が出てきた。気を遣ってのことだと思い、ありがたかったが、父と母どちらがカット料理にするか等は確認されず、当たり前に提供されて少しモヤっとした。(妻:夫=80:20)
- お母さんは大変だね、と職場の男性(家庭ではお父さん)に言われます。お父さんは大変じゃないんだ…と不平等を感じてしまいます。(妻:夫=90:10)
- オムツ交換台が女子トイレにしかないところが多い。家事は妻がしているというのが当たり前に話しかけられることが多くてイライラする。(妻:夫=0:100)
- 男性は、家事・育児に関わればイクメンと呼ばれるが、女性は少しでも関わらなければ育児放棄と言われる。(妻:夫=100:0)
- 「女の子は~」から始まる会話が多く感じる。(妻:夫=60:40)
- 娘の幼稚園でぬりえが「男の子用」と「女の子用」のボックスに分かれていて驚きました。(妻:夫=100:0)
- 私は保育士ですが、男女平等といえど、給料が低く、男性の就職率が少ない仕事であるため、職場にはほとんど女性しかいません。もっと男の人が参入し、保育士としてパパたちとも関わり、子育てにも積極的に男性が関わるような働きかけをしていってほしい。(妻:夫=80:20)
- 家族でお出かけなどしたりしたとしても、家につけば、家事をするのは母で、結局しわ寄せがくること、旅行から帰れば、片付けや洗濯は母の仕事、たまに母がママ会や外出などに参加するとしても、全部夕飯などを用意してからの外出。しかし夫がどんな用事で外へ出ようと、自由。これって不公平だと感じ、最近では出かけることが嫌になりました。(妻:夫=100:0)
- 育休を私しかとっておらず、今は家事育児負担が私(妻)の方が多いです。元々私の方が年収は上でした。職場に迷惑をかけないよう年子で2人産んで続けた育休をとっている間に年収を越されました。(妻:夫=70:30)
- 専業主婦の私は家事や育児をするのが自分の仕事だと考え、100%以上をがんばってきました。しかし、気づくと世の中の若い男性たちは、家事や育児を妻と共に担い、家庭も円満にしています。今までの私は一体全体何だったんだろうと子育てを終えた今、よく思います。(妻:夫=100:0)
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