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おうちで、気ままに。秋色アフタヌーンティー【特集:クルール2024年9・10月号】

「ヌン活」なんて言葉も登場するほど、ホテルやカフェで楽しむアフタヌーンティーが人気ですが、子どもと一緒だとなかなか敷居が高くて…という人も、「おうちアフタヌーンティー」なら親子で楽しめます。

19世紀のイギリスで始まった、アフタヌーンティー。当時の貴族は、目が覚めて朝食を食べた後は、夜20時頃の遅い夕食まで食事をとらなかったため、貴婦人たちの間で空腹を満たすことと社交を兼ねて、夕刻に軽食と紅茶を楽しむ習慣が広まったのだとか。

アフタヌーンティーといえば、紅茶に合わせて、サンドイッチ、スコーン、お菓子を揃えるのが定番ですが、もっと気楽に、手づくりと市販のものを組み合わせても。

最初は「夕食までの小腹満たし」だったアフタヌーンティー。かしこまらずに、気ままに、おいしく楽しみましょう。

レシピ

ぜひクロテッドクリームと合わせてほしい スコーン

[ 材料(Φ5㎝丸型8個分) ]

  • 薄力粉…200g
  • ベーキングパウダー…10g
  • 無塩バター…60g
  • ★クロテッドクリーム、ジャム…適量
  • ☆牛乳…80g
  • ☆酢…10g
  • ☆砂糖…30g
  • ☆塩…1g

[つくり方]

準備:バターは1cm角に切って冷蔵庫で冷やしておく(出来れば粉も冷やしておく) 。☆のうち牛乳と酢を混ぜて5分ほど置き、砂糖・塩を加えて混ぜ溶かしておく。

  1.  薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるい、ボウルへ入れる。
  2. ①のボウルにバターを加え、バターの塊を指先でつぶすように粉と合わせていく。バターの塊がなくなり、全体が黄色っぽくしっとりするまで手早く行う。※フードプロセッサー可
  3. ☆印を合わせたものを②のボウルへ加えて、ゴムベラやカードを使って混ぜる。練らないようにさっくりと、粉気がなくなるまで混ぜたら生地をひとまとめにする。
  4. オーブンを200℃で予熱する。
  5. ③の生地をボウルから取り出し、打ち粉(薄力粉/分量外)をふった台に置く。少しだけこねるようにして、生地の表面を整えながら長方形にまとめる。再び両面に軽く打ち粉をふって麺棒で12×20cmほどに伸ばし、6個分型で抜いて天板に並べる。
  6. 残った生地をまとめて再び6×12cmほどに整え、2個分型で抜いて天板に並べる。再び残った生地は軽くまとめて2〜3分割し、丸く整えて天板に並べる。
  7. 生地表面の余分な打ち粉は刷毛ではらい、200℃のオーブンで15分焼く。
  8. 焼きあがったら網などに移して粗熱を取り、クロテッドクリームやジャムを添える。

 

きのこ&サーモンのミニキッシュ

[ 材料(マフィン型6個分) ]

  • 春巻きの皮…3枚
  • マイタケ…1/3パック
  • 鮭切り身(生)…1枚
  • シュレッドチーズ…30g
  • ミニトマト…3個
  • ハーブ(ディルなど)…お好みで

アパレイユ

  • ◎卵…1個
  • ◎生クリーム…100ml (乳脂肪分30%台のもの)
  • ◎塩…小さじ1/4
  • ◎コショウ…少々

[つくり方]

  1. 春巻きの皮は1/4サイズになるようカットし、角をずらして2枚重ねてマフィン型に敷く。
  2. オーブンを180℃で予熱する。
  3. 鮭切り身は皮と骨を除いて6つに切り、白ワインと塩(ともに分量外、各少々)をからめる。
  4. 小さく割いたマイタケを①に入れ、③→シュレッドチーズ→ミニトマトの順にのせていく。
  5. 計量カップに◎を合わせてアパレイユをつくり、④に流し入れてハーブをのせる。
  6. 180℃のオーブンで20分焼き、焼きあがったらすぐに型から外す。

 

定番の「バタフライケーキ」を秋らしくトンボに ドラゴンフライケーキ

[ 材料(Φ4㎝ミニマフィン型10~12個) ]

  • バター…50g
  • 砂糖…30g
  • 卵…50g(M玉1個)
  • 薄力粉…50g
  • ベーキングパウダー…小さじ1/4
  • ★お好みのジャムやクリーム…適量
  • ★プリッツなど細長いビスケット…5〜6本
  • ★チョコチップ又は丸いお菓子…20〜24粒
  • ※マフィン型に敷くグラシンケース…12個

[つくり方]

準備:バター・卵は室温に戻しておく。ミニマフィン型にグラシンケースを敷いておく。

  1. ボウルにバターを入れ、泡立て器で空気を含ませるように混ぜる。砂糖を全量加えて、白っぽくふんわりするまでさらに混ぜる。
  2. ①のボウルに溶き卵を5〜6回に分けて少しずつ加え、都度よく混ぜてなじませる。
  3. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、②のボウルへ1/2量加えて混ぜる。粉気がなくなったら残りの粉を加え、ゴムベラに持ち替えてさっくりと切るように混ぜる。
  4. オーブンを170℃で予熱する。
  5. ③の生地をマフィン型の8分目程度入れてオーブンへ入れ、170℃で20分焼く。
  6. 焼きあがったら網などにうつして冷ます。

[仕上げ]

  1. ケーキの上部をナイフで円錐状にくり抜き、くぼみにジャムやクリームをのせる。
  2. ①で切り取ったケーキを放射状に4等分し、トンボの羽のようにクリームへ埋め込む。
  3. プリッツなどを5cmほどに折って羽の間に飾り、チョコチップなどを目の部分にのせる。

  • 撮影場所:宇都宮アイフルホーム インターパーク展示場
  • 撮影:b-studio
  • コーディネート:湯原耐子
  • ヘアメイク:Divine Hair Hitomi
  • レシピ:杉本智恵美
  • モデル:あかりさん、悠真(ゆうま)くん(5歳)
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