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ゴールは、自分の中にある。【となりのSDGs】

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、国連で採択された、世界共通の目標です。

世界では児童労働や人身売買の課題がある

世界では経済的な貧困を背景として、児童労働や人身売買の対象となっている子どもが多くいます。中には兵士として使われている子どももおり、そういった子どもたちは教育も受けられません。

日本でも偏見などで女性の賃金は低いまま

日本にも課題は多々あり、ひとつはジェンダー格差です。「管理職の割合が低い」「非正規雇用の割合が高い」、さらに「偏見による説明できない格差」によって、女性の賃金は低くなっています。

 

課題は、自分の中にある。 クルール読者アンケート

読者の8割が何らかの 収入ある仕事をしている

クルール読者のうち、最も多いのは「常勤の社員・職員(正規雇用)」で、約4割を占めました。続くのが、パートなどの非正規雇用、「仕事はしていない」との回答は2割以下に留まりました。

約9割が「男女格差ある」 約半数は「とてもある」

読者の約半数が「男女格差はとてもある」と回答、「少しある」も合わせると、約9割が「働くことにおける男女格差はある」と答えました。中には「何かあると女性が仕事をやめるべきという風潮が強い」との声も。

※全国のクルール読者274名が回答、インターネットによる調査(2024年3/21~4/3)

 

「子どもが生まれたら降格」 読者の考える「働き方」

●現在の職場は育児中であることにとても理解があり、時短勤務や残業なしの働き方、急なお休みなどにもこころよく応じてもらっていますが、その代わりに「子どもが生まれて働き方が変わったから、昇格は見送るね」という対応をされました。私としては、勤務時間は短いもののパフォーマンスとしては上げられていると思っていたので、仕事の結果ではなく「働き方」だけで判断されたことにとても悔しい思いをしました。(後略)

●私は子どもがいるからと、課長職から一般職へ降格させられました。そこから仕事のやりがいを感じなくなり退職。約7年前です。自分を否定されたようでした。子どもを産んだことのない上司や周りからすれば、子どもがいるからと、残業しない課長は目障りだと。そんな考えが残っていることも悲しかったです。

●男女平等とは言うけれど、母親は仕事において男性と同じ機会をもらえず、昇進できない現実を感じている。家庭で家事などを多く負担させている分、男性が仕事で羽ばたけているのだと思う。

●子の看病で休むのは女性ばかり。時短勤務で昇進も難しいと感じる。

●産休後、正社員からパートに降格されたので正社員で働ける環境が欲しい。

●子育てと仕事をしていて時短や時差、リモートなどなど、便利な制度がある一方で、その制度を利用しようとすると気持ちよく使えないことも。周りの人に気を遣ってねと言われてしまい、どう気を遣えば良いのか分からず、難しいなと思う日々です。

●自分も夫と同じように正規雇用で働いてみたい。子どもが病気になると急に休まなくてはならないので、現在は働いていない。

●(前略)義父母の介護が必要になり、施設に入れたころは働いていました。特に義母は「嫁に見てもらいたい」という希望が強かったこともあり、ほぼ関係ない人にまで「仕事をやめてみてあげるべき」と言われました。義母なのになぜ私に言って、夫には言わないの?と思いました。(後略)

●男女平等という今どきの考え方には賛同しているのですが、小さい頃から染み付いている「家のことは女性が」「子どものことは女性が」という生き方に自分自身が悩まされています。

 

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