「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、国連で採択された、世界共通の目標です。
日本でも「飢餓」はある。同時に「食品ロス」もある。
「飢餓」というと、遠い国で起きていることと思われがちですが、日本でも「十分な食料がない」という「飢餓」を経験している人たちがいます。しかし、同じ日本で、余った食べ物が多く捨てられているという「食品ロス」の問題も、同時に存在しています。
「フードバンク」「フードドライブ」を 知っていますか?
「フードバンク」は、企業から、品質に問題がないが、市場で流通できない食品の寄付を受け、生活に困る人へ配る活動。また、 家庭で余った食品を集め、フードバンク等へ寄付する活動が、「フードドライブ」です。全国の多くの自治体でフードドライブを受付中なので、あなたの住む自治体にもあるかも。ぜひ調べてみて。
課題は、自分の中にある。 クルール読者アンケート
10人に1人が「飢餓」を経験
「よくあった」「ときどきあった」を合わせると、9.9%のクルール読者が1年以内に「お金がなくて、十分な食べ物が食べられないことがあった」と回答。10人に1人が「飢餓」を経験していることに。
4人に1人が「寄付したことがある」
27.5%の読者が、「食品またはお金を寄付したことがある」と答えました。フードバンク・フードドライブが広がっていることがわかります。また、20人に1人は、「食品を受け取ったことがある」と回答。
※全国のクルール読者153名が回答、インターネットによる調査(2023年5/17~6/4)