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産後のママを助けられる 鍼灸師になるのが夢【ママのじかん割】

今回のママProfile:齋藤 渚さん

9歳・6歳の男の子、1歳の女の子のママ。2人出産後も歯科衛生士として働いていたところ、接骨院を開く柔道整復師の夫の勧めもあって、鍼灸師の国家資格取得を志す。第3子妊娠中に退職し、専門学校へ通学中。趣味は、カフェめぐり。

3人の子どもを育てながら 社会人入試で専門学校へ

歯科衛生士として働いていましたが、接骨院を開く夫の勧めもあって、今年度から鍼灸の専門学校へ通い始めました。自分自身が、妊娠出産を経て、冷え症や生理不順などに悩んでいることもあり、鍼灸師として女性の体の不調を治せたら、と考えたんです。

働いていた職場は長女妊娠中に退職、長女が1歳になったタイミングで保育園へ預け、専門学校へ入学しました。「長女がもっと大きくなってからでもいいかも」とも考えましたが、「きっと数年後でも子育ての忙しさは変わらない、それなら今!」と入学を決意。想像する両立の大変さよりも、もう一度学生生活に戻って、同じ目標を持つ仲間と出会える期待感の方が優っていましたね。社会人入試なので学力試験はありませんでしたが、小論文と面接を経て専門学校入学が決まりました。

通学時間やカフェで 集中して勉強時間を確保

専門学校は3年間で、月曜から金曜の5日間、毎日。入学して驚いたことは、意外にも同年代の学生が多く、30代半ば以上が7割ほど。私と同じく3人子どもがいるママもいて、両立について相談しあったりなど、心強いですね。

学ぶことは鍼灸の技術だけでなく、筋肉や骨など人体全般に及ぶので、暗記も大変。自宅では子どもたちの世話に追われ、とても勉強する環境ではないので、「通学の電車内では、15分間は必ず勉強」と決め、何度も書いて覚えています。テスト前には、子どもたちを実家に預けて、カフェで集中して勉強することもあります。

卒業したら数年は鍼灸院で働いた後、自分で女性専用の鍼灸院を開業したいんです。赤ちゃん連れで来られるような環境を整え、産後のママの悩みを軽くできるような鍼灸院をつくるのが夢ですね。

 

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