「子どもを連れて、どこへ行こう？」と、子連れのお出かけ情報は気になりますよね。
そこで、地域のお出かけ情報をクルールママライターが紹介していきます! 今回は、杏奈ママがおすすめスポットを教えてくれます。ぜひ参考にしてくださいね♪
主宰している子育てサークルで、一昨年からりんご狩りが恒例のイベントになりました。そこでお世話になっているのが、「大草りんご園」さん。
りんごは甘くておいしいし、オーナーさんご夫妻の人柄もとてもよくて、ぜひ地域のママ達にも知ってもらいたい! そう思って、今回取材を申し込みました。
おすすめポイントは３つ。
１つ目は、化学肥料・殺虫剤不使用で、甘くて大きいりんごが味わえること。
２つ目は、りんご狩りの楽しさ、食べる楽しさの両方が味わえること。
そして３つ目は、オーナーさんと奥さんの人柄が良いことです。
宇都宮市篠井地区には、「大草りんご園」が２つあります。今回紹介する「大草りんご園」は、そのうちの1つ。
日光街道を北へ向かい車を走らせると、左手に「すぱ屋」さんが見えます。その先の猪倉街道入口の信号を左に曲がり、直進すると左手に「大草りんご園」の看板が見えてきます。
化学肥料・殺虫剤不使用! 甘くて大きいりんご
毎年秋に、道の駅うつのみや ろまんちっく村の農林業祭で、りんごの品評会があります。見た目・糖度・蜜の入り具合を審査するこの品評会で、大草りんご園さんのりんごは何と毎年入賞! さらに、知事賞や市長賞を受賞したことも。
通常のりんごの糖度は15〜16度のところ、大草りんご園さんのりんごは18度以上。とっても甘くておいしいのに、化学肥料や殺虫剤は一切使用していません。
それなのになぜ、りんごが甘いのでしょう？
その秘密は、肥料として使っている「菌床しいたけのおがくず」にあるそう。菌床しいたけを育てた土を使うことで、甘くておいしいりんごになるのです。
暑い時期にはダニが出てしまうのですが、それも殺虫剤を使いません。敢えてりんごの下の木を刈らず、ダニが木を上がってこないよう工夫しています。
化学肥料・殺虫剤を一切使っていないので、子ども達にも安心して食べさせられます。うちの子ども達も大好きなりんごです。
りんごをもぐ楽しさ、食べる楽しさ
りんご狩りは、直売所で声をかければできますよ。
オーナーの奥さんが、りんごの木の下にブルーシートを敷いてくれ、ゆっくりおしゃべりをしながらりんご狩りができるので、いつもついつい長居してしまいます…（苦笑）。りんごの試食もできます!
こちらが直売所!
「今は、ここの木のりんごが食べごろだよ～」と教えてくれるのもうれしいポイント。高い所になっているりんごでも、脚立を用意してくれるので安心です。
子ども達も自分でとったりんごは特別感があるのか、ここへ来るといつもよりりんごを食べているように感じます。りんごをもぐ楽しさ、食べる楽しさが両方味わえます。
りんご狩りの途中で、子どもがトイレへ行きたくなっても大丈夫! 駐車場のほうに簡易トイレがあります。
りんご狩りが終わったら、直売所でりんごの重さを測って支払い。1kgあたり550円で持ち帰ることができますよ。
あったかいオーナーさんご夫妻
オーナーさんがりんご園をはじめたのは、「食べてくれる人の顔が直接見えるし、コミュニケーションがとれる」という理由から。
取材時期は、まだりんごが赤くなっていなかったので、梨を試食させてくださいました。梨もあまくてシャリシャリしておいしい!
お客さまの口コミで、毎年1割ずつ訪れる人が増えているそう。10年くらい通ってくれる常連さんもいるのだとか。ご夫妻と話していると、多くの方に愛されている理由がわかります。
今年のりんご狩りの時期は、9月20日〜12月10日。
りんごの種類は、さんさ、つがる、秋映、紅将軍、ジョナゴールド、陽光、新世界、ぐんま名月、王林、ふじ、弘前ふじ、やたかふじ、です。
最後に、オーナーさんご夫妻から地域のママ達へメッセージをもらいました。
「おいしいりんごを夫婦２人で頑張ってつくっています。予約をしなくても大丈夫ですよ。りんご狩りに来てくださいね」
取材に同行した子ども達と一緒に、写真を撮ってくれました。
みなさんもぜひ行ってみてくださいね♪
大草りんご園
住所）栃木県宇都宮市石那田町1140
TEL）028－669-2033
営業時間）9：00～17：00
入園料・入場料）入園無料、リンゴ狩り 550円/kg
定休日）なし
HP）http://shinoiweb.kuron.jp/new_html/map/apple_garden_map/contents_apple_garden_ookusa.htm
駐車場）８台
設備）トイレ、ベビーカー
