秋は月がきれいです。理由は知りません。
中秋の名月といえば、だんごがうまい! そんな秋の夜長にぴったりの絵本はこれ。
親子で不思議な世界へ入り込んでみましょう。
今回の絵本は『つきよのかいじゅう』
『つきよのかいじゅう』(佼成出版社)
作・絵 長 新太
湖のそばにテントを張り、10年間かいじゅうが出てくるのを待ち続けた男がいます。ある月夜、ついにかいじゅうは出てきました。しかし、それは…?
湖からかいじゅう!? どんなかいじゅう??
湖のそばにテントを張り、かいじゅうが出てくるのを10年も待ち続けた男の話です。
ある月がきれいな夜、ついに、かいじゅうが現れます! 湖からどんどん出てくる頭は、もう月に届きそう。
ネッシーみたいなかいじゅうかな~? それとも、あんなのかな? こんなのかなぁ~? 子どもと一緒に、どんどん想像が広がります。
ドキドキワクワク、ページをめくると…ナント!! 大男が、シンクロナイズドスイミングしている足(笑)。
まさかの展開に、パパも子どももズッコケ&脱力。月がきれいな夜には、何が起きるか分かりません。
子どもは「なにこれ~、ウフフ」と笑いながら、大男のいる真夜中の湖に引き込まれていきます。大男の顔が見てみた~い!!
絵本の影響っておもしろい!
子どもはこの絵本を読んでから、一緒に湖に行った時や、テレビでシンクロナイズドスイミングの競技を見るたびに、「あ! つきよのかいじゅうだ~」って、ちがうちがう(笑)。
それにしても、よっぽどインパクトあったんだなぁ。
ページをめくるたびに、不思議な世界に引き込まれるナンセンスな絵本。
こういうおバカな絵本を買って帰るパパって素敵。
だってママは、絶対買わないでしょ?