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年長者を大切にする気持ちを 子どもたちに伝えましょう【ママの品格】

一番喜ばれるのはかわいい孫からの声かけ

9月の第3週月曜日は「敬老の日」。

このような記念日を、お年寄りの方はひそかに楽しみにしていると思います。
何よりのお祝いは、お孫さんからの声かけではないでしょうか。

遠くに住んでいて、訪ねることができなければ、電話で「いつもありがとうございます、これからも元気でいてください」など、感謝といたわりの気持ちを子どもと一緒に伝えるだけでもいいのです。

また、子どものお絵かきを添えたカードや手紙を贈るのも喜ばれるでしょう。

プレゼントもいいですが、一番大切なのは、真心を伝えることだと思います。
お年寄りあつかいされたら嫌がられないかな、と心配かもしれませんが、家族に大切にされ、お祝いしてもらうのが嫌という人はいないのではないでしょうか。

ちなみに、長寿のお祝いは敬老の日のほか、お誕生日や、お正月に行うのでもかまいません。
せっかくなら、家族が集まりやすい日を選ぶのもいいでしょう。

子どもたちは、パパ、ママがおじいちゃんおばあちゃんに接する姿をよく見ていて、真似るようになります。

脅かすわけではありませんが(笑)、将来、自分たちがしたのと同じようにされるのです。

記念日にかぎらず日頃から、年長者を敬い大切にする心を、子どもたちに伝えてくださいね。

 

ママのマネーチェック

Q.長寿のお祝いには 何を贈る?

岩下先生の解説

たとえば還暦のお祝いには、「赤ちゃんに還り、新たに生まれ変わる」意味と「魔よけ」の意味から、赤い小物を贈る習慣があります。

包み方はリボンか、熨斗紙を使うなら「賀還暦」など、「賀○○」とお祝いする賀寿の名を入れましょう。

NPO法人マナー教育
サポート協会理事長

岩下 宣子さん

マナーデザイナーとして、企業・学校・公共団体などでマナーの指導、研修、講演と執筆活動を行う。

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