ママも年に一度、誕生日に検診を受けませんか?
胸にしこりがありながら、
妊娠を機に退職してからは
検診を受けずにいた美穂ママ。
「良性だから大丈夫」 そう思っていたけれど――?
美穂ママ
Miho Mama
6歳と3歳の男の子、パパの4人家族。「疲れたなと思ったときは、深夜にお気に入りの泣けるドラマを観て、思いっきり泣いてストレス発散しています」
真っ先に浮かんだのは 幼い息子と、母親のこと
会社勤めをしていた頃から左胸にしこりがあり、会社の検診で毎回引っかかるものの、再検査はいつも良性。妊娠して退職後、乳がん検診などは受けていませんでした。
それが、1歳の長男が胸に「ドーン!」と飛びついてきた時のこと、左胸に息ができないほどの激痛が――。
検査を受けると「乳がんの疑いあり」。
真っ先に脳裏に浮かんだのは、幼い息子と、母親のことです。母は以前、ストレスから胃がんを患っていて、そんな母が知ったらと思うと…。
それでもやむなく母に連絡すると、母は電話口で泣き崩れてしまいました。
「検診を受けていれば…」 と今も思ってしまいます
すぐ入院し、手術をして良悪性を調べることになりました。結果は良性で、「線維腺腫」との診断。増大したしこりと共に、左胸の乳腺も半分摘出しました。
幸い、次男も母乳で育てられましたが、検診を受けていれば乳腺を取らずにすんだかな、母を心配させずにすんだな…と今も思います。
ママは子どもが小さいうちが一番忙しく、無理をしがち。その時期のママこそ、体をケアしてほしい。子育て中、病院や検診に行くのは大変だけど、お金をかけて託児をしても、忙しくても、ママのための検診の時間をつくりましょう。