
今回のご相談はこちら
積み立ての貯金や投資に月8万円をまわしている1児のママ。
「働く際の社会保険料」や「老後資金」が心配というご相談です。
【相談者のプロフィール】
パパ41歳・ママ36歳・3歳(女の子)/賃貸アパート/車2台(車両ローンなし)

チェックポイント❶
預金と投信積み立てで、月8万円の貯蓄が素晴らしい!「先取り貯蓄」は資産アップの大きなカギになります。
チェックポイント❷
しばらく使わない100万円単位のお金は定期預金へ。金利が少し上がっているので、増やせるチャンスです。
チェックポイント❸
ずっと賃貸住まいの場合は、「老後の住まい」も検討を。少し先なので、積立投資で資産をコツコツ築いていこう。
貯金も投資も、実にお見事!働くことで老後の心配の軽減に
子どもが生まれて「預金だけでは足りないかも」と投資を始め、全世界株式タイプの投資信託を積み立てています。目的は、教育費と老後資金。「最初は不安だったけど少しずつ慣れて、長期で考えれば大丈夫!という気持ちに」とママ。ぜひ続けていきたいですね。
昨年パパが転職したのをきっかけに財形貯蓄を月3万円、1年前には銀行の自動積立定期預金を月2万円でスタート。毎月貯まる仕組みをつくっていて◎です!
普通預金が400万円と多めですが、金利が上がってきたので300万円ほどを定期預金にしてみては。ネット銀行などの金利1%の定期なら、年3万円(税引前)の利息に。そのお金を投資にまわして、好循環をつくるのもいいでしょう。小遣いは月1万5000円ずつで、毎月収支や投資信託の評価額、残業代が出たらどうするかなどについて、パパとマネー会議。お金の流れを共有できれば、ストレスなく貯められますね。
ママは数年以内にパートで働き、その後、契約社員や正社員を考えているそう。働くことで、社会保険料の支払いが気になるそうですが、社会保険に入ると将来受け取る年金が増え、病気やケガで働けないときに傷病手当金が出るなどメリット大。老後資金が心配だそうで、その一部カバーにもなります。また、賃貸住まいなので、老後の住まいを考えておきましょう。マイホームを買うか、実家に住むか。またはずっと賃貸なら、将来仮に月5万円の賃貸に引っ越したとして、20年の家賃で1200万円が必要に。しっかり貯蓄しておき、将来子どもが巣立ってから夫婦で小さめの中古物件を購入する、というのも一案ですね。



