「SDGs（持続可能な開発目標）」とは、国連で採択された、世界共通の目標。「貧困をなくそう」は、そのうち１番目に掲げられています。
日本の子どもの「７人に１人」は貧困状態
貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」があります。絶対的貧困とは、「１日1.9ドル以下」で生活している状態で、日本ではほとんどいません。 しかし、「その国の所得の中央値の半分未満」である相対的貧困の状態にある人は多く、日本の相対的貧困率は、G７（主要７カ国）の中で、アメリカに次ぐ２番目の高さ。2018年の子どもの相対的貧困率は、「13.5％（約７人に１人）」です。
出典：厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」
課題は、自分の中にある。 クルール読者アンケート
「大変苦しい」が5.6％
「ゆとりがある」家庭もある反面、「大変苦しい」と感じている家庭も5.6％います。クルール読者の中にも、生活の苦しさを感じている家庭があることがわかります。
学用品が買えなかった家庭が16.4%
教育に必要なものが買えないことが「まれにあった」「ときどきあった」「よくあった」という回答を合わせると、16.4%。家計の状況が、子どもの教育に影響を与えています。
※全国のクルール読者214名が回答、インターネットによる調査（2022年7/20～7/31）
