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読者の相談に、ママFPが家計診断!【ママFP 西山美紀のマネーレッスン】

今回の家計のお悩みは

子どもの体が弱く、外出の仕事をあまり増やせないママ。 パパと足並みをそろえて、家計を整えたいというご相談です。

【相談者のプロフィール】
ママ41歳・パパ43歳・11歳(男の子)・7歳(女の子)/購入一軒家/車2台あり(車両ローンなし)

チェックポイント❶

紙の家計簿をつけることもよいですが、 夫婦で家計管理を共有するには、 家計管理アプリがスムーズ!

チェックポイント❷

格安スマホに切り替えるなら、 今使っているスマホのサブブランドを選ぶと、 ハードルが低くなる

チェックポイント❸

コロナ禍により在宅の仕事も増加中。 興味がある仕事を調べ、 未経験であれば勉強から始めてみよう

デジタル家計簿を導入して 夫婦の家計意識をそろえよう

お子さんの体が弱く、医療・健康費がかかり、ママは外出のパートの仕事をあまり増やせないそう。買い物や支払い担当がパパだそうですが、節約をがんばりたいママと、食費や家族のレジャー費などのお金を思いきり使いたいパパとで意識に差があるようです。ママが家計簿をがんばってつけていますが、パパには、デジタルデータで見てもらうと家計管理意識が高まることも。買い物で使うクレジットカードを家計管理アプリ(マネーフォワード MEやZaimなど)に登録し、スマホで支出がわかるようにしてみては?パパに「いくら使ったの?」と聞くことが減り、パパも家計管理が“自分事”だと感じて夫婦が同じ目線に近づけると思います。  学資保険がすでに払い済みで600万円の教育資金があるほか、児童手当を毎月貯め、iDeCoやつみたてNISAも行い、計画的で大変素晴らしいです!支出の中では、格安スマホに切り替えれば、夫婦で月6000円ほど浮きそう。今使っているキャリアの“サブブランド”を選べば、使い勝手があまり変わらないのでおすすめ。周りに使っている人がいたら、使い勝手を聞いてみて。  お子さんへのサポートが必要なため、パートの仕事は増やせないけれど、少し収入アップ希望とのこと。コロナ禍により在宅仕事が増えています。PC作業や原稿書きなどを検討するのも手。未経験なら勉強からはじめ、例えば自治体主催の研修を受講したり、資格を取ったり、個人間で教えるサービス(ココナラなど)を利用するのも一案。ただし、仕事斡旋のために高額な勉強代を取るような悪徳業者には気をつけてくださいね。

西山 美紀さん

ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。12歳の男の子と10歳の女の子のママ。『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)が好評発売中。

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