回り道はしたけど、後悔はゼロ 無駄な経験はひとつもありません
\今回のワーママ/ 服鳥 美紀さん
自宅で英語教室を開くほか、
スクラップブッキングやピアノの講師、
英語動画の制作も行う。
小3・小1・年中・2歳の4人の子どものママ。
Instagram @happysmile_4littlebirds
幼稚園で英語を使ったら、 「変」と言われた長男
両親に留学を勧められ、アメリカの大学で学んだものの、「幼稚園の先生になりたい」という昔からの夢は持ち続けていて、帰国後に短大に通い、免許を取得。得意な英語を生かし、インターナショナル幼稚園で働きました。結婚で福岡に住むことになり、そちらでも運良くインターナショナル幼稚園に採用。先生を続けていましたが、第1子出産を機に退職、子育てに専念することにしました。
転機になったのは、私の実家のある静岡に引っ越し、当時4歳だった長男が経験したできごと。英語で数を教えていた長男が、幼稚園の鬼ごっこで「One Two」と数え、友達に「おまえ変」と言われて、ショックを受けて帰ってきたのです。「もう英語やだ」と言う長男に、「じゃあ友達にも英語を教えたらいいのかな」と思ったのが英語教室を開くきっかけ。
家族でアメリカ留学も! 思い立ったらやってみよう
最初は長男を含む4人の生徒から始めた教室も、今では30人ほど。週3回自宅で教えています。
今年の初めには、念願だった家族全員での3週間のアメリカ留学も果たせました。長男も今は「高校はアメリカに行きたい」と語っていて、「英語やだ」と言った長男はもういません。英語教室を始めたことで、長男も英語を嫌いにならずに済んだし、生徒もみんな英語が大好きです。
私は思い立ったら何でもやっちゃう性分。留学やボランティア、短大に通うための数々のアルバイト、幼稚園の先生や専業主婦など、回り道はいっぱいしたけど、後悔はゼロ。無駄なことなんて、ひとつもありませんでした。
これからも、もっと英語を学びたい。繋がりやコミュニケーションを大事に、無理なく教室を続けていきたいですね。