働くママのノウハウをパパに伝授しよう
今、管理職世代の男性が親の介護に直面し、長い仕事人生で初めて仕事が制約され、「もう仕事はできないのか」と思い詰めてしまうケースが増えています。
一方、ママたちはすでに、育児による時間の制約を乗り越えて仕事をしてきています。つまり、働くママはタイムマネジメントの達人。そんなママのノウハウを、夫に教えてあげるのも有効です。
上から目線で話すのではなく、たとえば「私がいつもやっていることなんだけど、後輩に話したらすごく喜ばれたの」などと、自分がうれしかったこととして話すと、夫もプライドが傷つきません。
また、『わが家の働き方改革』のページや参考になる本などを、そっと置いておくのもおすすめです。「ありがとう」と言わなくても、こっそり取り入れてくれる可能性大ですよ。
もちろん、「働き方改革」は企業や政府による変革も不可欠ですが、一番大事なのは「自分たちが変えたくて、努力して変えることができた」という当事者の成功体験です。それがなければ、転職などで環境が変わったら元に戻ってしまいます。
パパが自分の意志で早く帰るようになり、家庭がスムーズに回るようになって、子どもも喜び家族の笑顔が増えていく――。そんな良いサイクルを、自分たちの工夫とアイデアで生み出していきましょう。
今回のPoint
- 子どもとの時間は有限!その楽しさ・大切さをパパに実感してもらおう
- 家事育児に対してお互いに評価し合い、「ありがとう」も伝えよう
- 家族のハッピーのため、自分たちから働き方を変えていこう!