お絵描きはあそびの定番。「上手に描く」「何かの形を描く」「線で輪郭を描く」からもっと発想を広げて、色や自由な形を楽しんでみると、描くあそびはぐっと広がりますよ。
紙皿に描く
「四角い紙」とは違ったものに描くだけで、絵の印象はぐっと変わります。お皿の柄や、料理を盛り付けたイメージで食べ物の絵を描いてもいいし、「皿」から離れて丸いフレームに見立てても。 【あそび方】紙皿にクレヨンやフェルトペンを使って絵を描く。
色あそび
絵の具はクレヨンや色鉛筆に比べて、線ではなく面で塗れる点が魅力。偶然の形の面白さや、色の混ざり具合を楽しんで。 【あそび方】①絵の具を水で溶いた色水を紙コップに用意する。②筆に色水を付け、画用紙に自由に描く。色水同士を混ぜてあそんでもOK。
立体に描く
時には立体的なものに描いてみると、平面とはまた違った表情が生まれます。外で拾ったすべすべの石や、紙粘土でつくったボール・紙粘土を握っただけの形など、どんなものでも描くあそびに使えますよ。 【あそび方】石や紙粘土、紙コップなどに、油性マジックやフェルトペンで絵を描く。
今回のあそびの秘訣
- 四角い紙だけでなく、 丸い紙や立体的なものにも 絵を描いてみよう。
- 何かの形を描く だけでなく、色や 自由な形を楽しんで。
- 混ざったりにじんだり、 偶然から生まれる 絵も面白いね。
しみず みえさん
こども×おとな×しごとプロジェクト代表。キッザニア東京の創業にも関わる。
著書:「あそびのじかん」
HP:こども×おとな×しごと プロジェクト
イラスト:小出 真朱 さん
漫画家。赤ちゃん写真の新たな楽しみ方『ねぞうアート®』を日本中に拡めた創始者でもある、ママ兼マルチクリエイター。代表作:『とんでもオヤジの「学び革命」』(小学館)など。