クルールとちぎ

2012年02月号病院のはてな

子どもの歯の矯正

歯が生えそろってくると、気になるのが歯並び。このままにしておいていいの?矯正っていつから考えればいいの?

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ひまわり矯正歯科
院長 近藤 裕敏先生

小山市で開業中。奥さまと今春から大学1年の息子さんの3人家族。休日は家族で旅行やゴルフによく出かけるそう。「小児歯科にかかるように気軽に矯正歯科へも足を運んでください」。

「歯並びが悪い」ってどういう状態?

一般的に歯が前後ガタガタに生えていたり、斜めに生えている状態をイメージされる方が多いと思います。もちろん、こういった症状もよくありませんが、一番重要なことは「噛み合わせ」。たとえキレイに真っ直ぐ生えそろっているように見えても、出っ歯や受け口だったりして、ひどい場合は口が閉じにくい状態になります。
 歯並びが悪くなる一番の原因は、ここ20〜30年、日本人の小さくなってきているアゴに対して歯のサイズは大きいままという現代の骨格の問題です。今では10人中8人くらいの割合で、噛み合わせに何かしらの不適合があるといわれています。
 次に、やはり指しゃぶりやツメを噛んだりするクセ。食事やツバを飲み込むときに舌を突き出すクセも前歯が噛み合わなくなる原因になります。
 さらには、柔らかいものばかりを好む食生活ではアゴが十分発達できずバランスが悪くなったり、乳歯の虫歯で早期に奥歯を抜歯してしまうと臼歯が本来の位置よりも手前に生えてデコボコになりやすくなります。
 骨格や遺伝もありますが、クセや乳歯の虫歯に気をつけることで予防できることもあります。

子どもの矯正のタイミングやメリットは?

 初診は5〜6歳くらいがいいでしょう。たとえば小学校入学前に内科・歯科検診がありますが、この機会に矯正歯科にも足を運んでみてください。大人になってからでも矯正はできますが、成長期に行うことによって骨格のコントロールがある程度でき、抜歯したり外科的な治療になる確率が低くなります。
 矯正に際して親御さんが気にされる期間や費用ですが、原因や症状はそのお子さんによっても違いますので一概にはいえません。だいたいの目安としては、初期治療(5歳〜)に1年〜1年半、後期治療(12〜14歳)に1年半〜2年。費用も治療・医院によって幅がありますが、初期後期治療すべて込みで70〜100万円ほどでしょうか。また、技術・経験ともに豊かである「日本矯正歯科学会の認定医」の資格をもつ医師にかかられることをおすすめしています。

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